小学生低学年だった。
夕方のマンモス社宅の中を自転車で走り回っていた。
タクシー会社を通り過ぎ、魚屋、日本料理屋を越えると、
スーパーマーケット。
そこに差し掛かると突如宙に浮かんだ。
?
顔面から砂利道に落ちる。
?
?
あたりは騒然。
?
?
何が起こったのかわからなかった。
起き上がると、大人たちに囲まれた。
自転車を見ると、フロントフォークにつけている鍵がゆるんで落下していた。
落下した際に、フロントフォークに引っかかり急停車。
勢いあまって前転。
宙を飛んだ。
怪我を確認することなく、心配して集まった大人たちをかき分け
逃げるように帰った。
幸い大出血や骨折は無かったが、
この事件がボクの人生で起こり続ける
大前転の序章だった。
======================
先週のさぎしまトライ以来、走っていない。
走れない。
早く擦り傷治ってくれ~。