もう30数年前、幼稚園ではなく保育園に通っていた頃のこと。
日本一大きな製鉄所のある町の、製鉄所のマンモス社宅に住んでいた。
30棟以上ある社宅は、道路から土を盛ったところに建っており、
子ども達が走りまわったせいか、持った土にスロープができていた。
スロープの横はブロック塀。
そのスロープを、子ども達は自転車で登り下る。
毎日何往復も。
そしてある日。
スロープを下っていたら滑った。
ブロック塀に激突した。
額から
大流血。
社宅中大騒ぎ。
夜勤の為寝ていた誰かの父親が病院に連れて行ってくれた
・・・・と思う。
麻酔なんかなかった。
何針縫ったか?
激痛なんてもんじゃなかった。
今も傷跡が残る。
それから数ヵ月後。
またやった。
懲りない子供でした。
額大流血。
縫うのだけは阻止し、長い間包帯を巻いていた。
額には2つの傷が残る。
(他にも沢山あるが。)
コレが転落人生の始まりだったような気がする。