サハラマラソン レポート7『4月9日(水)→4月10日(木)stage 4』

4月9日(水)→ 4月10日(木)stage 4
Ba Hallou → Rich Merzoug - 81,5 km:制限時間34時間 【オーバーナイトステージ】
スタート:am9:00:00 最終ゴール時間:4/10 pm19:00:00
CP1: 9.7km地点    通過時間:10:16:00
CP2:21.2km地点    通過時間:12:11:47
CP3:32.0km地点    通過時間:13:38:41
CP4:45.3km地点    通過時間:16:07:41
CP5:58.1km地点    通過時間:18:31:02
CP6:69.7km地点    通過時間:20:57:41
B4: 81.5km地点 ゴール時間:23:22:01
記録:14H13M51S 順位:204位(完走者920)。日本人順位3位(完走者33人)

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この日は、サハラマラソンの見せ場でもある【オーバーナイトステージ】
距離は81.5km
約2か月前の2/3(後厄最終日)の大転倒の影響で、
この3日間走れたのが不思議なくらい左足の状態は悪い。
毎日‘Tent53’に着くと足が痛くて動けないのに、スタートラインに立つと走ってしまう。
本当に人間の身体は不思議だと思います。
そんな訳で、情けないが全線走りきれる体調ではないが、
明るいうちは走れるだけ走ろうと決めてスタートした。
CP1までの9.7kmは前日と同じくフラットコース。
しかし大きな石が多く、マメや水膨れ部分で、
石を踏まないよう注意しながら走り日本人2位で通過。
このまま無難なコースで終わらないのは、ロードブックを見て判っていたが、
CP2に向かう時に現れたザイルを使って登る山越えで、
痛めていた左足に力が入らず、後続の選手に抜かれ山頂前で日本人3位になり、
残りの約60kmは痛みとの闘いとなった。
山頂を越え岩盤の下りを左足をかばいながら下ると、砂丘越えが続いた。
砂丘はマメや水膨れの痛みに影響はないので、同じ位のペースで走るランナーを見つけて
追いかけるように走りCP2に到着。
水の補給を受け、ソルトタブレットを飲み込み
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補給食の「スポーツようかん+」「スローバー」を頬張りながらすぐに走る。
食事はstage 3までと同じく、
バックパックは下ろさず休憩無しで補給食を走り歩きながら食べ先に進む。
CP3へのコースで山越えが現れ、走る気持ちが続かなくなってしまい歩いてCP3に着いた。
ロードマップを見ると、もう山越えはないので鎮痛剤を飲み再び走りだすが、
痛みが全て消えるわけもなく、歩いているようなペースでしか走れなかった。
サングラス越しに見える景色が段々と薄暗くなりかけたころCP4に到着すると
すぐに水の補給を受けながら、夜間に選手の目印となる信号灯を、
オフィシャルにお願いしてバックパックにつけてもらい、
ヘッドランプを頭につけてCP5を目指す。
順位を目指して走らないのを決めた時から、月明りと星明りのサハラ砂漠を満喫しようと、
オーバーナイトは歩くと決めていたので、
ヘッドライトの明かりは照度を下げて星空を眺めながら歩いた。
CP6に着くと休憩用のテントでは食事をとる人や、寝袋にくるまっている人が沢山いたが、
自分はカフェイン入りの「メイタンCCC200」を胃に流し込み、
すぐに暗闇の中をB4へ向かい歩いた。
砂が多いフラットコースだったので走れそうだったが、
歩き続けても、日をまたがずstage 4を終えられそうだったので、
サハラマラソンに参加しなくては体験できない、真夜中のサハラ砂漠を満喫し
23時22分にB4到着。
 ↓ 真夜中のBivouc。
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後半は歩きとおして14時間でゴールできたので、翌日は1日休養になった。
自分のテント‘Tent53’に着くと、自分より早くゴールしている選手たちを起こさない様に
静かに荷物を下ろし、マメと水膨れだらけの足を、
支給されたミネラルウォーターで洗いながら、
アルファ米と温かいインスタント味噌汁の食事をとり、鎮痛剤を飲んで寝袋の中に潜り込み
何も考えることなく長い長い一日が終わった。

井村屋様のフェイスブックにサハラマラソンの紹介を掲載していただいております。
https://www.facebook.com/azukinoimuraya



先日、某新聞社さまから取材を受けました。
掲載日が確定しましたら、ご報告いたしますので、お楽しみに。
・・・・て、自分が一番楽しみなんで~す。


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# by cajiva6517 | 2014-05-25 19:10 | MDS レポート

サハラマラソン レポート6『4月8日(火)stage 3』

4月8日(火)stage 3
Oued Moungarf → Ba Hallou:37,5 km:制限時間10時間30分
スタート:am8:30:00 最終ゴール時間:pm19:00:00
CP1:10.6km地点    通過時間:9:47:26
CP2:23.5km地点    通過時間:11:40:01
CP3:32.5km地点    通過時間:12:58:08
B3: 37.5km地点 ゴール時間:13:42:14
 記録:5H07M10S 順位:111位(完走者940)。日本人順位2位(完走者34人)
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昨日に続き、この日も気温が高く暑さに順応できない選手には厳しい一日となり、リタイヤが多く出た。
日本では考えられない位乾燥しているので(だから砂漠なのだが)、
40℃以上の気温なのに暑さを感じない為、熱中症や脱水症状になる選手が多い。
因みに、オフィシャルが教えてくれた最高気温は48℃だった。
この日、BivouについてアウトドアウォッチSOMA Ride One 50で気温を測ると、
45.6度あった。
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コースは今大会で一番走りやすいコースだったので、足にできたマメや水膨れ部分で、
石を踏まないように注意しながら走る。
一度くらいはCP通過日本人1位を記録しておきたくなり、
足の痛みを我慢してCP1を日本人1位で通過し、ミネラルウォーターの補給をし
大好きなスポーツようかんプラスを口に入れながら走りだした。
その後はサングラス越しの砂漠の景色を見ながらマイペースで走る。
全力で走ればこのステージ日本人1位で終えることもできたと思うが、
翌日のオーバーナイトステージに影響が残るのを避けるため、
無理せず日本人2位でゴールし、日課となったメディカルでの足の治療に直行した。

↓Bivouに到着し、今日も大活躍のCARP33番 菊池 涼介のウエアを日光消毒ししてます。
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が、このメディカルで、笑ってしまうようなトラブルがあったのだが、その話はまた今度。

TABIO SPORTS様のWEBサイトにも、参戦レポートを載せていただいております。


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# by cajiva6517 | 2014-05-18 16:21 | MDS レポート

サハラマラソン レポート5『4月7日(月)stage 2』

4月7日(月)stage 2
 Erg Znaigui → Oued Moungarf:41 km:制限時間11時間(12時間に延長)
 スタート:am8:42:06 最終ゴール時間:pm19:42:06
 CP1:11.5km地点    通過時間:9:58:33
 CP2:26.0km地点    通過時間:11:55:00
 CP3:34.1km地点    通過時間:13:16:35
 B2: 34.0km地点 ゴール時間:14:20:20
 記録:5H38M14S 順位:145位(完走者983人)。日本人順位2位(完走者37人)

↓毎日スタート前に「メイタン・サイクルチャージ」で気合い入れました。
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…レース初日に続き、各CPへの到着が遅れる参加者が大量に出た為、
制限時間を1時間延長し、12時間にしたにもかかわらず26名という
過去最悪のリタイヤが出た。
この日は48度まで気温が上がったが、起伏の少ないコースだったため、
気持ちよく走れ日本人2位で終えた。
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痛めている左足をかばいながら、この順位なら上出来かな?
と思う反面、痛みさえなければと思いながら走ってました。

そして、この日からBivouac(キャンプ)に着くと、MEDICALに直行し
両足にできたマメと水膨れの処置(カット手術)をしてもらいました。
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そうそう「tent53」の8人は、“stage 1”で1名リタイヤした為
7人で“stage 2”をスタートし、制限時間11時間を経過して2名がBivouacに戻ってきた。
その2名は、昨日に続き制限時間を1時間延長された為、
リタイヤ扱いにならなかったようです。
・・・・・よかった。よかった。
のかな?
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# by cajiva6517 | 2014-05-11 15:55 | MDS レポート

サハラマラソン レポート4『4月6日(日)stage 1』

4月6日(日)stage 1
 Ouest Erg Chebbi → Erg Znaigui:34 Km:制限時間10時間(11時間に延長)
 スタート:am9:01:29 最終ゴール時間:pm19:01:29
 Check-point(以下CP)1:15km地点    通過時間:不明
 CP2:25.8km地点                通過時間:13:50:50
 Bivouc- finish(以下B)1:34km地点     ゴール時間:15:26:10
 記録:6H4M41S 順位:372位(完走者1009人)。
 日本人順位3位(完走者39人)


…主催者のPatrick Bauerがスタート地点で、stage1のコース説明をすると、
Pharrell Williamsの 「Happy」がながれ、この日が誕生日の選手を祝福する。
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そしてAC/DCの「 Highway to Hell」で砂漠地獄へスタートした。
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夢だったサハラ砂漠の砂丘をいくつも越えて行く初日のコース。
あまりの美しさに立ち止って景色を見たり、写真を撮ったりと、砂丘を堪能した初日でした。
しかし、立ち止る事が多かった為、この日の記録が最終順位に影響してしまいました。
もっとレースに集中していたら、上位でゴールしていたかもしれません。
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しかし初日の砂丘群が、今年の大会で最大の砂丘越えだった為、
力のない選手たちが、各CPへの到着が遅れる参加者が大量に出た。
基本的に歩いても制限時間内に走破できるようなコース設定をしているが、
リタイヤ者が多すぎる為に、制限時間を1時間延長したにもかかわらず
20名という大量のリタイヤが出た。
あくまでも競技なのだが、
主催者はサハラ砂漠に挑戦しに来た参加者をなんとか完走させたいと思っている。
初日のコースで、振り落としをしようとしたわけではないと思うのだが、
あまりにも覚悟のない参加者が多かったという事なのかな?と思う。
個人的には制限時間の延長は、しない方が良かったのではないかと思っている。
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そんな初日、早速トラブル。
TEVAシューズにつけた、砂の侵入を防ぐゲーターが、CP1到着前にに剥がれ始めた。
マジックテープをシューズに接着剤で貼りつけたのだが、
他の選手達を見ると縫い付けていた。
あちゃ~甘かった。もっとリサーチしておけばよかった。
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# by cajiva6517 | 2014-05-06 14:20 | MDS レポート

サハラマラソン レポート3『Bivoucとtent53』

サハラマラソンは一日ごとにROAD BOOKにあるコースを
いかに早くゴールするかを競うstage race。
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stage 1からstage 5までの5つのステージでレースを行い、総合タイムで順位を競う。
(stage 5の翌日は、順位に反映されない‘UNICEFチャリティーステージ7.7km’がある)
もちろん、順位より完走が目標の参加者の方が多いと思うが、
トップの選手たちは信じられない速さで走っている。

 stageのゴールをBivoucと言い、毎日Bivoucに着くと指定されたテント(タープ)に、
自分で背負っている寝袋やマットを敷き寝床を作り、夜を明かし翌日のstageに挑む。
もちろん、そこで自分の背負っていた食料で食事をとる。

1つのテントは8人で使用し、日本人はtent51~tent56までの6つのテントを指定され、
僕はパリのホテルで同室だったFさんとtent53をレース中の塒に決めた。)
(基本的には国別になっているが、参加の少ない国は、数カ国で1つのテントを使う)
最初に決めたtent noを主催者に申請し、レース中に変更することはできない。
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日本人のほとんどが初対面なのに、テントごとに個性があったのがおもしろかった。

『tent53』はどんな感じ?

一匹オオカミの集まりって感じかな?
そんな連中が、団結したりするんだから、サハラ砂漠の魔力かな。

さて話はBivoucに戻そう。
毎日Bivoucは移動するのだが、テントの設営が芸術的に美しい。
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おそらく現地のベルベル人達が設営と撤去をしているようなのだが、
どうやって毎日、綺麗な円を作ってテントを設営するのか不思議になる。

そしてベルベル人達は、毎朝スタートの準備をしている最中でも
容赦なくテントを撤去し始める。
最初は、「待ってくれよ~」と思ったのだが、後半になると慣れっこになって。
タープをはがされても、平気で食事したりしていた。

さてささて『tent53』の8人は、
無事stage 5を走破しBivouc 5に着く事が出来るのだろうか。


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# by cajiva6517 | 2014-04-27 14:48 | MDS レポート